GoogleAnalytics再入門

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eコマーストラッキング設定の必須項目

気づけば12月。それも大晦日。振り返れば3月にGoogle Analytics IQがスタートして,4月に取得して…というのがだいぶ前のような気がします。

で年の最後にあれですが、eコマーストラッキング設定をした際に「あれどうなんだっけ」とおもったコトをメモ代わりに書いておこうと思います。

eコマーストラッキング設定は、公式ヘルプにaddTransやaddItemのサンプルコードがあるのでそれらを参考に必要な箇所を変更すればOKなんです。基本は。でも、全項目設定するのが面倒だなと。「じゃぁどれが必須項目なのよ」となったとき、ヘルプに載ってない…。

調べました。GA DataExport APIのドキュメントに載ってました

addTransは「order ID(注文番号)」「Total(合計)」が必須項目、addItemのほうは「SKU(商品コード)」「unit price(単価)」が必須項目で「order ID(注文番号)」は、addTransの注文情報とひもづけるために同じ番号を入れる必要があるということ。

「うちは商品コードとかないんで、入れてないんですよー」といったネットショップなんかはいつまでたってもトラッキングができないはず…。そういった場合はダミーでもいいから適当な数字を入れてひとまずトラッキングさせるのも手。

…ということで(なのか)、2009年もありがとうございました。2010年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年を。

商売の流れに沿ってアクセス解析してみると分かりやすい

アクセス解析で何から手をつけたらよいか分からなくて立ち止まってしまった人には、まず「商売の流れ(ビジネスプロセス)別に解析していく」やり方をお勧めしています。

商売の流れ自体はリアルな店舗であれ、ネットショップであれ、そう違いはありません。

1:多くの人をお店に集める(集客)
2:サービス、商品について関心を高めてもらう(接客)
3:購入することを決心させて、すばやくレジにお連れする(接客/誘導)
4:手間を感じさせずにご購入いただく(成約)
5:次回もまた来てもらうための施策(上客化)

また、サポートサイトなど「商売でない」サイトでも、

1:自社商品サポートが必要な人に来てもらう(集客)
2:どんなサポートを必要なのか自ら整理してもらう(接客)
3:必要なサポートが何か分かったらすばやくサポート窓口へお連れする(接客/誘導)
4:手間を感じさせずにサポート手続きを行う(成約)
5:適切なアフターフォローを行う(上客化)

といった流れになりますよね。

商売の流れとグーグルアナリティクスのレポートをひもづける

analytics_menu
グーグルアナリティクスのメニューには、「ユーザー」、「トラフィック」、「コンテンツ」、「コンバージョン」という4つのレポートがあります(厳密にはeコマース設定をしているサイトであれば5つ)。そしてこれら各レポートと商売の流れを重ね合わせてみると、密接に関連しているのが分かります。それぞれ見ていきましょう。

「トラフィック」レポート
どこから、どんな条件/きっかけでサイトへ来たのかをまとめたもの。
サイトの集客状況が分かる

「コンテンツ」レポート
ユーザーは何をして帰ったのか、サイト内でどう過ごしていったのかをまとめたもの。
サイトの接客/誘導状況が分かる

「コンバージョン」レポート
どれくらいの人がレジまで進み、そのうち何人が成約できたのかをまとめたもの。
サイトの成約状況が分かる

「ユーザー」レポート
どんな環境の人がどのくらいこのサイトに接してくれてるのかをまとめたもの。
サイトへ訪れるユーザの接触状況、ひいてはユーザの上客化度合いが分かる

これらグーグルアナリティクスのレポートをそれぞれ、
「集客 =トラフィックレポート」→「接客(誘導)=コンテンツレポート」→「成約=コンバージョンレポート」→「上客化 =ユーザーレポート」
とひもづけることで、アクセス解析を「サイトにおける商売の流れ具合を把握するのにちょうどいいツール」として捉えることができます

いままで「アクセス解析」という言葉にアレルギー反応を起こしていた社長や営業部長などにしてみると、自分たちがわかる言葉で理解できることから、アクセス解析自体を「他人事」から「自分事」に転換するきっかけになるはずです。

トラッキングコードをどこに埋め込むか、のおさらい

</body>タグの直前に埋め込むことが推奨されてますが、<head>の中に書いた方がいい場合もあります。

そもそもなぜ</body>タグの直線に埋め込むのか

</body>タグの直線ということは、ほぼHTMLの内容を読み込んだ最後にこのトラッキングコードを読み込むということになります。最後に読み込むことで、ほぼすべてのHTML情報が表示されてからトラッキングコードが呼び出されるので、

  1. 万が一このトラッキングコード(ga.js)に不具合があってエラーががでても、サイトのHTML情報はすべて表示される。
  2. 情報がきちんと表示されてからログを取得できる。

などがあると思います。

基本</body>前だけど、<head>内にトラッキングコードを設置しなきゃならない場合も

google analyticsのトラッキングコード ga.js

google analyticsのトラッキングコード ga.js

上で書いたように基本は</body>タグ内に設置すれば間違いありません。ただし、より高度な使い方をする際、いくつかのケースで</body>タグ直前に埋め込むのではうまく機能しない場合があります。
例えば、複数のドメイン間でトラッキングを行いたいとき使う_link()や_linkByPost()を使う場合。
ページが読み込まれた際、これら_link()や_linkByPost()がトラッキングコードのga.jsにて、最初の定義データとして必要なことから、これら追加コードは<head>内にに埋め込みます。
また最近ではめっきり見かけなくなったフレームを使ったサイトの場合も、head内に埋め込むことが推奨されてます。
あとは、ga.jsと他のjavascriptがバッティングしてうまくga.jsが機能しないような場合は、ga.jsを一番最初に読み込ませることで回避するとケースも。

まとめ:
Google Analyticsのトラッキングコード(ga.js)は、基本的に</body>前に置こう。
ただし、より高度な使い方をするときや、他のjavascriptと併用するときなどは、場合に応じて<head>に置くこともお忘れなく。

ディメンションと指標のおさらい

分かっているようで分かっていないと後々苦しむのが、「ディメンション」と「指標」。アドバンスセグメントやカスタムレポーティングといった機能でも使うのでお目にかかる機会も多いはず。せっかくなのでもう一度おさらいしてみませんか?

まずカンタンなクイズを出しますね。

問題:
1.「クリック数」はディメンション、指標のどっち?
2.「キーワード」はディメンション、指標のどっち?

正解:
1.指標 2.ディメンション でした。

アクセス解析が初めての人にとっては「はぁ?」ですよね。どうやって見分けてるのよと。
一番カンタンなのは「指標は必ず数値で表される」ことと「ディメンションは分類項目で、たいてい言葉で表されるもの」で分ける方法。

では、セッション数(Visits)はディメンション、指標のどちらでしょう?

ディメンションでもあり、指標でもあり…

ディメンションでもあり、指標でもあり…

そうです、勘のいい人なら気づいたはずです。これはひっかけ問題。実は「両方」なんですね。「ディメンション」でもあり「指標」でもある。

指標としてのセッション数は、ユーザーがサイトを訪れた数(ただし最初のアクセスから30分以内のものまで同一セッションとされる)そのものです。だから1かもしれないし3かもしれない。レポートの期間のうちそのユーザが何セッションするかはまちまちです。ユーザの行動特性によって違ってきます。

ディメンションとしてのセッション数は、「セッション数が1回のユーザが何人いるか?」を把握したいときの「1回」にあたります。
ちなみにこの「セッション数(指標)×セッション数(ディメンション)」は、リピートセッション数という名前でレポートになってます。(ユーザ > リピート訪問数 > リピートセッション数 でたどり着けます)

まとめ:
指標は、数字や割合など『数値』で表されるもの。
ディメンションは、指標をどういう風に分類するのか、その分類項目のこと。

トラッキングコード、全ページに埋め込んでありますか?

サイトスキャンの結果画面から内容をダウンロードできる

サイトスキャンの結果画面から内容をダウンロードできる

wordpressやMovableTypeといったブログシステムを使っているのなら、フッタテンプレートにトラッキングコードを入れればひとまず解析が出来る状態になる、Google Analytics。ただ世の中すべてがそうしたブログやCMSを使ったサイトではないので、カンタンにトラッキングコードを入れられないサイトがなかにはあります。そんなニーズを受けて、「Google Analyticsの設置代行」サービスというものが世の中にあります。

制作会社さんが「ホームページを作ったついでにトラッキングコードを貼付けますよ」というものが多いようです。ページ数によって料金が変わってきますがだいたい3~5万円ほど。

ここで気をつけたいのが、「本当に全てのページに入れてもらえたのかどうか」ということ。調査したおよそ半数のページで、トラッキングコードが入っていなかったという事実も(*1)。タグ型のアクセス解析ツールの場合、その全てのページにトラッキングコードが埋め込まれていないと正確にログを残すことができません。

そこでおすすめしたいのが、「サイトスキャン」。1000ページまで無料であなたのサイトをスキャンしてそこにGoogle Analyticsのトラッキングコードが入っているかどうか確認してくれます。スキャン後には「スキャンしたページのアドレス」「タグの有無」「グーグルアナリティクスのID」などが記録されたcsvファイルをダウンロードすることが出来て、どのページにコードが入っていないのかすぐ分かります。一度試してみてください。

*1:Epikoneのサイトスキャンページより(2009/4/23現在でスキャンしたページのうち45%ほどにエラーが見つかったとのこと)

解析ツールを導入しても、そのまま使いこなせず放置してしまうわけは?

Googleの無料アクセス解析ツール「Google Analytics」って、結構入れたままになっていませんか?入れてることすら忘れてたり(担当者が異動、転職してしまったとか)、設定画面にログインできる管理者が社内に一人もいなかったりとか…。ということで、プログラムコードも新しくなって出来ることも増えて進化しているこのツールを、もう一度見直すための記事を書いていこうと思います。

まず始めは、「なぜいれたまま放置してしまうのか」を考えてみます。

妄想シナリオ風に見ていきます。

この記事、まだ続きます »

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