一つ前の記事[標準の「セカンダリディメンション」にはない項目で深堀したい]では、FirefoxのアドオンであるGreasemonkeyの、ユーザスクリプト「Google Analytics Report Enhancder」を紹介しました。
「Firefox以外で同じようなことはできないのか」と調べたところ、ありました。似たような機能のものが。
いわゆるブックマークレットで提供されているこの「Analytics Toolbar」、ほとんどのモダンブラウザで使えると思います。推奨ブラウザとしては以下を挙げています。
- Firefox 3+
- Google Chrome
- Internet Explorer 7,8
ちなみに、Safari 4(mac)でも問題なく動きました。
Analytics Toolbarの使い方
(1)
[http://analytics-toolbar.appspot.com/]ページにアクセスすると、ページ内左下側に「Analytics Pros Toolbar(let)」というリンクが表示されます。
Firefox/Google Chrome/Safariの場合:
- このリンクテキストをつかみ、「ブックマークバー」まで持っていってから離します(リンクテキストのドラッグアンドドロップ)。
Internet Explorerの場合:
- リンクテキストにカーソルを合わせたところで右クリック。
- 「お気に入りに追加」を選択。
- セキュリティの警告が(Javascriptを走らせるブックマークのため)ポップアップで出てきますが「はい」を選択。
- 作成先を「お気に入りバー」にして「追加」します。
(2)
Google Analyticsへアクセスし、各レポート画面のうち、プライマリディメンションと、セカンダリディメンションの両方がプルダウンで選択できるページ(例えば「トラフィック > キーワード」など)を表示させます。
(このブックマークレットでは、プライマリディメンションと、セカンダリディメンションと、ピボットテーブルのディメンションの計3つのディメンションを設定できるのですが、プライマリディメンションが固定値の場合、このツールで選択したプライマリディメンションの値が反映されないからです)
(3)
ここでブックマークバーにあるブックマークレットをクリック。
するとページ上部に「Dimensionator」という名の黒い帯状のレイヤーが表示されます(画像1)。
(4)
その後(画像2)にあるような、3つのディメンションの値が表示されたレイヤーが現れます。
「トラフィック > キーワード」のレポートのようにプライマリ/セカンダリ/ピボットテーブルの各ディメンションがプルダウンで選択できるレポートであれば、Dimensionatorで選択した各値に入れ替わって表示されます。
使ってみて
このツール、ディメンションの値をひとつ選択するたびにレポート画面へ戻ってしまう部分だったり、適切なレポートページでブックマークレットを起動しないとディメンション項目が反映されないなど、使い勝手がGoogle Analytics Report Enhancerに比べると少々難あり。
どこにも説明がないのですが、消えてしまったディメンションの選択画面(レイヤー)を再表示したいときは「Dimensionator」のテキストをクリックすればOKでした。
とはいえ、多くのブラウザで使えて、スクリプトのインストールとか設定とか、バージョンアップ等を気にしなくていいこと、ブックマークレット自体がjavascriptで他のアドオンやプラグインに依存しないことなどは良い点だと思いました。


