僕が好きなグーグルアナリティクスの機能に「セカンダリディメンション」があります。
こんなふうに表示されるやつ(写真右下参照)ですね。

セカンダリディメンション
今みてる切り口(=ディメンション:詳細は[ディメンションと指標のおさらい]をどうぞ)を、さらにもう一段階深堀するとき便利な機能です。
例えば、「収益の多い参照元/メディア×ランディングページ」で見るとか、「ページビュー数の多いページ×新規/リピーターの状況」を調べるなどなど。
ピボットテーブル表示と組み合わせるとさらに深堀できるのもいいところ。
これだけでも十分なんです。
が….。
Google Analytics Report Enhancer(GARE) というFirefoxのGreaseMonkey用スクリプトを使うと、標準の「セカンダリディメンション」項目にはない項目で深堀することができるんです。
具体的には、標準のセカンダリディメンションリストに;
- refferal path 参照URL
- Transaction トランザクション
- Affiliation アフィリエーション
- Ad Group 広告グループ
- Search Term 検索キーワード
- Site Search Category サイト内検索のカテゴリ
- Second page 2ページ目(最初の閲覧ページの後)
- Last Page 離脱ページ
- market マーケット(?Designated Marketing Area?)
- Hour of the Day 時間帯
- Day of week 曜日
- Day of month 日(月間)
- Day 日別
- week 週別
- month 月別
- Browser and OS ブラウザ/OS
- Browser Version ブラウザバージョン
- OS version OSのバージョン
- Custom Variables key(1〜5) カスタム変数タイトル名(1〜5)
- Custom Variables Value(1〜5) カスタム変数値(1〜5)
などが追加され、これらの項目で深堀できます。
参照サイト × refferal path 参照URL
例えば「トラフィック>参照サイト」で表示したうえで、セカンダリディメンションに「参照URL」を選択。
一覧で無料ブログサイトのどのコンテンツからの来訪かを突き止める
アメブロやライブドアブログやtwitterなど、ユーザーアカウントがドメイン配下のディレクトリ分けで構成されているURLの場合、「参照元」だけではディレクトリ名が表示されないのでどのブログコンテンツから飛んできたのか分からない。そんなときこれを使えば、どのブログから来たかが分かります。
Transaction トランザクション × Affiliation アフィリエーション
eコマース設定をすれば使えるトランザクション。個別商取引で細かく見ることができます。これを同じくeコマースのaddTransで設定できるアフィリエーション(使用用途としては、アフィリエイト先の名前だったり、店名を入れることが想定されてるようです)と組み合わせて、
どの商取引がどの店のものだったかを見る
ことができたり。
(※余談ですがこのaffiliationの値は任意に設定できるので、別に店名でなくその商取引を他と区別するための値なども入れることができます。のちのちこのセカンダリディメンション等でaffliation項目を特定できることを考えるといろいろ用途が広がります)
新規ユーザーとリピーター ×Day of week 曜日
他のツールにあってGoogle Analyticsになかった「曜日」別。イベントトラッキング機能を使った曜日別で見る方法なども多くのサイトで紹介されていますが、これならスクリプトを埋め込まなくてよいぶん、カンタンです。
で、何が分かるかというと、
どんなユーザーが何曜日にアクセスしているのかを見る(曜日別のトレンドを把握する)
ですね。「Day of week 曜日」の代わりに「Hour of the Day 時間帯」を使えば、
どんなユーザーがどの時間帯にアクセスしているのかを見る(時間帯別のトレンドを把握する)
こともできますね。もちろん新規ユーザーとリピーターをプライマリディメンションとせずに、参照元/メディア×曜日なども面白いです。プライマリ×セカンダリの項目数が多い場合は、エクスポート機能を使ってxls等で曜日でまとめられるようにしたほうが見やすいかもしれません。
全ての参照元 × Custom Variables (value x) カスタム変数値
カスタム変数をセカンダリディメンションに使う場合、何をカスタム変数として持たせるかに大きく影響されるはずです。良い例かどうかわかりませんが、例えば一つ前の記事(最初のきっかけ訪問をGoogle Analyticsで記録する)では最初のきっかけ訪問時の参照元をカスタム変数に代入してみました。「トラフィック >全ての参照元」を表示させて、セカンダリディメンションに「Custom Variables (value 3) 」を選んで、
今回の参照元を最初のきっかけ訪問時の参照元で細分化する
などができそうです。セカンダリディメンションよりも、ピボット表示でピボットのソースを「Custom Variables (value 3)」にすることもできそうですね。
いろいろ書いてきましたが、いろんな項目で深堀してみると意外な発見があると思います。
GAREの設定方法
今回ご紹介した「Google Analytics Report Enhancer」は、GreasemonkeyというFirefoxのアドオンの上で動くスクリプトです。
なので、
•Firefoxを手に入れる
•Greasemonkeyを手に入れて、Addonとして機能を有効にさせる
•GAREのダウンロードページへ行き、Greasemonkeyに読み込ませて機能を有効にする
といった手順になります。
Greasemonkeyの詳しい使い方を説明したサイトは、いろいろありますので、Googleなどで「Greasemonkey」と検索してみてください。
GAREは他にもこんな機能があります
ページがどれだけ「リロード/再読み込み」されているかを「Refresh Rate」という指標で見ることができる
具体的な説明はRefresh Rate: a new metric for measuring content engagementを見てくださいね。
ただし、GAの表示設定が日本語だと表示されません。GA右上にあるログインアカウント右横の「設定」よりアカウントの編集の言語を「US English」に設定します。「Contents > Content DrillDown」で表示すると「Refresh Rate」指標が表示されます。
アドバンスドセグメントのデフォルト設定を変更できる
これは他のサイトでも紹介されていますが、アドバンスセグメントの特定セグメントをデフォルト表示に設定することができるというもの。
さらにおまけで、アメリカに限ってはステイトポピュラリティなる指標で閲覧することも
すいません。日本ではどんな指標なのかデータがないので見ることができず、よくわかりません。「State Popularity: the latest addition to the GARE」に説明があります。興味がある方はぜひ。

5 comments
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