アクセス解析で何から手をつけたらよいか分からなくて立ち止まってしまった人には、まず「商売の流れ(ビジネスプロセス)別に解析していく」やり方をお勧めしています。
商売の流れ自体はリアルな店舗であれ、ネットショップであれ、そう違いはありません。
1:多くの人をお店に集める(集客)
2:サービス、商品について関心を高めてもらう(接客)
3:購入することを決心させて、すばやくレジにお連れする(接客/誘導)
4:手間を感じさせずにご購入いただく(成約)
5:次回もまた来てもらうための施策(上客化)
また、サポートサイトなど「商売でない」サイトでも、
1:自社商品サポートが必要な人に来てもらう(集客)
2:どんなサポートを必要なのか自ら整理してもらう(接客)
3:必要なサポートが何か分かったらすばやくサポート窓口へお連れする(接客/誘導)
4:手間を感じさせずにサポート手続きを行う(成約)
5:適切なアフターフォローを行う(上客化)
といった流れになりますよね。
商売の流れとグーグルアナリティクスのレポートをひもづける

グーグルアナリティクスのメニューには、「ユーザー」、「トラフィック」、「コンテンツ」、「コンバージョン」という4つのレポートがあります(厳密にはeコマース設定をしているサイトであれば5つ)。そしてこれら各レポートと商売の流れを重ね合わせてみると、密接に関連しているのが分かります。それぞれ見ていきましょう。
「トラフィック」レポート
どこから、どんな条件/きっかけでサイトへ来たのかをまとめたもの。
∴サイトの集客状況が分かる。
「コンテンツ」レポート
ユーザーは何をして帰ったのか、サイト内でどう過ごしていったのかをまとめたもの。
∴サイトの接客/誘導状況が分かる。
「コンバージョン」レポート
どれくらいの人がレジまで進み、そのうち何人が成約できたのかをまとめたもの。
∴サイトの成約状況が分かる。
「ユーザー」レポート
どんな環境の人がどのくらいこのサイトに接してくれてるのかをまとめたもの。
∴サイトへ訪れるユーザの接触状況、ひいてはユーザの上客化度合いが分かる。
これらグーグルアナリティクスのレポートをそれぞれ、
「集客 =トラフィックレポート」→「接客(誘導)=コンテンツレポート」→「成約=コンバージョンレポート」→「上客化 =ユーザーレポート」
とひもづけることで、アクセス解析を「サイトにおける商売の流れ具合を把握するのにちょうどいいツール」として捉えることができます。
いままで「アクセス解析」という言葉にアレルギー反応を起こしていた社長や営業部長などにしてみると、自分たちがわかる言葉で理解できることから、アクセス解析自体を「他人事」から「自分事」に転換するきっかけになるはずです。
