今日はグーグルアナリティクスの技術的な記事をひとつ書こうと思います。実は3週間ほど前から、グーグルから来たユーザの検索キーワードが検索のとき何番目に表示されてたのかわかるフィルタが機能するか実験していました。これ、「検索キーワード (順位)」と言う具合に、どんなキーワードがどんな順位で表示されたのかがさっと分かるプロファイル+フィルタ設定なんです。SEO対策の上でも便利ですよね。このフィルタ設定は新しいグーグル検索のリファラー値(cd)を参考にするもので、それがない昔のリファラーだと順位情報は取得できません。ゴールデンウィーク終わりくらいから、徐々にこのフィルタにひっかかるリファラーが増えてきた感じです。だいぶ新しいリファラーに置きかわってきたのかもしれません。

そもそもどういうこと?

グーグルの公式ブログで検索結果画面からのリファラーが変更になるお知らせがあったのが、4月14日。で、この変更によりパラメータ”cd”ってのが新たについたんです。それがどうも検索結果画面で何番目に表示されたのかを表す値らしいという話が、SEOブログで有名な「海外SEO情報ブログ」さんとか、Google Analytics IQにも合格されてる「SEOバーチャルスクールTW」さんでありました。

リファラーのcdとキーワードをセットで表示させる

リファラーで渡ってくる値に”検索時の表示ランキング”が入ってるということは、グーグルアナリティクスのフィルタなりを使うといろいろいじれるということです。

google-seo-ranking-flitersフィルタで分解して、「cd」の値と検索キーワードの値を抜き出す。それを適当に「ユーザ定義」なり、再度「キーワード」の値として入れてあげれば、「検索キーワード (順位)」みたいなコトができる。でいくつかのブログを参考にしながらこのブログにもseoランキングフィルタをかけたプロファイルを一つ作成して、3週間ほど運用してみたところで現在に至ります。

参考にしたブログ:WebShare Blog » Display Search Engine Rankings SEO in Google Analytics.

設定方法

グーグルseoランキング

  1. サマリー画面の下段にある「プロファイルを追加」リンクをクリックして新しいプロファイルを作成します(オリジナルのプロファイルは別にとっておく)
  2. プロファイルの種類では「既存のドメインのプロファイルを追加」を選択して、適当なプロファイル名をつけて完了します
  3. 再度サマリー画面へ戻り、今作成したプロファイルの右端にある「編集」リンクをクリックします
  4. プロファイルの個別設定画面になるので、「プロファイルに適用したフィルタ」欄の右側にある「フィルタを追加」リンクをクリックします
  5. フィルタ名は任意で分かりやすい名前をつけてください。僕の場合は「google-seo-ranking」という名前にしました。
  6. フィルタの種類は、「カスタムフィルタ」を選びます。すると、ずらずらといろんな設定項目がでてくるはずです。まず「アドバンス」というラジオボタンを選択。次に「フィールド A -> 引用 A」の欄は「キャンペーンのキーワード」を 選択します。その横のテキストフィールドには「(.*)」という値を入れます。「フィールド B -> 引用 B」の欄は「参照」を選びます。テキストフィールドにはe38394e382afe38381e383a3-16
    を入力します。「出力先 -> 構成」の欄は「ユーザ定義」を選びます。テキストフィールドには「$A1 ($B3)」を入力します。
  7. 残りの「フィールド A は必須」 「フィールド B は必須 」「出力フィールドを上書き」はそれぞれ「はい」を選び、「大文字と小文字の区別」は「いいえ」を選びます

最後にこのフィルタ内容を保存します。プロファイル設定画面へ戻ってみて、プロファイルに適用したフィルタに今先ほど作成したものが入っていれば準備完了。あとは、このプロファイルにデータがたまっていくのを待ちましょう。

で、設定した結果の値はどこで見ることができるの?

上の設定では、Google Analyticsメニュー内の「ユーザー > ユーザ定義」に、「検索キーワード(何番目)」という形式で表示されます。(2009.5.12 10:15追記しました)

追伸:

この設定をしたいけど「自分でやるのはどうもなぁ」という方向けに、有料でセッティングの代行も行ってます。ぜひご相談ください。お問い合わせ内容に「seoランキングフィルタ設定の依頼」と書いて連絡先とともに送信ください。



11 Comments

1
トオリスガリーノ 5月 11th, 2009 at 20:06:34

「(?|&)(cd)=([^&]*)」は無効な正規表現です。と表示されてしまい
登録できないのですが~!お助けを。

2
ススムカタチ (進形) 5月 11th, 2009 at 21:33:15

トオリスガリーノさん
コメントありがとうございます。

再度僕のフィルタと、記事の内容を見直しました。すると、ひとつ文字が抜けていることが判明。ごめんなさいっ。

正しくは、
(\?|&)(cd)=([^&]*)

で、?の前に\が入ります。
この値で試してみてください。

どうやら、このブログで使っているwordpressが投稿の文字の中に[\]があると、うまく表示しないようで…。
本文には、画像のものを入れ込んでおきました。なぜかこのコメント欄ではきちんと半角のバックスラッシュがでるんですが…。

不具合あるようなら、また教えてくださるとうれしいです。

3
トオリスガリーノ 5月 12th, 2009 at 14:42:23

無事に設定できました。ありがとうございました。

4
05月12日 今日のWEB担当者向けニュース拾い読み - WEBマーケティング ブログ 5月 12th, 2009 at 20:20:43

[...] window.google_analytics_uacct = “UA-414242-33″; 05月12日 今日のWEB担当者向けニュース拾い読み。Googleから来た人の検索キーワード、何番目に表示されてたのかが分かる… [...]

5
モッチ 5月 22nd, 2009 at 09:07:09

記事参考にさせていただきました。ありがとうございました!ただ、こちらで調査しましたところ、記事での設定は全く問題ないのですが、当のgoogle側の処理に検索順位の値をリファラーに渡しているような所が見当たらず、現状リファラーの値は関連ワードの順番(関連ワードの何番目)とか入力補助の何番目という値が入っています。。
実際リファラーに検索順位を渡すような仕組みは今後の実装なのでしょうかね。。

6
ススムカタチ (進形) 5月 22nd, 2009 at 10:10:44

モッチさん、こんにちは。

>当のgoogle側の処理に検索順位の値をリファラーに渡しているような所が
>見当たらず、現状リファラーの値は関連ワードの順番(関連ワードの何番目)
>とか入力補助の何番目という値が入っています。。
>実際リファラーに検索順位を渡すような仕組みは今後の実装なのでしょうかね。。

僕も最初はそう感じてました。フィルタを実装し始めた4月は特に。
おそらく、「新しいリファラーを渡すコードが実装された検索結果ページにあたる率がまだ低い」んだと思います。

Google社のMatt Cutsさんがビデオで実はしつこく、「まだ全員にこのコードが実装された検索結果ページが表示されてるわけじゃないよ」と言ってます。「Google検索の新リファラーのタイムリーなビデオ発見」こちらにも掲載したYoutubeを一度ご覧いただくとよいかもしれません。
∴cd値自体がなかったり、リファラーがとれないということではないと思います(実際その存在をMatt Cutsさんも公に認めてますし)。

また、Omniture社もグーグル検索のリファラー変更を受けて、最近「Omniture SiteCatalyst®でGoogleの自然検索キーワード順位レポートが利用可能に」というプレスを発表してます。これもcd値を参考に算出しているようです。もし、SiteCatalystではこの辺りどうなのか、使ってらっしゃる方がいらしたら教えていただけたらうれしいですね。

どちらにしても、もう少しの辛抱?のようです。お互い気長に待ちましょう。

7
中村直彦 5月 22nd, 2009 at 11:42:00

はじめまして、こちらでご紹介していただいた設定、試してみました。
あいにく私がテストしたドメインではまだCD値が取得できていないようですがしばらく様子を見たいと思います。

丁寧なご説明で大変参考になりました!ありがとうございました!

8
ススムカタチ (進形) 5月 22nd, 2009 at 12:05:05

中村さん、こんにちは。

すてきなコメントありがとうございます!
みなさんにお役立ち頂けるような記事がまた書けるよう励みますので、またちょくちょく見に来てくださいね。

9
モッチ 5月 22nd, 2009 at 12:26:19

丁寧なご回答ありがとうございました!!
最近googleはサービスのテストから導入までの期間が短くなっているので早く全てのページに導入されるのを心待ちにしております♪

10
GoogleAnalytics|検索で何位に表示されていたときのアクセスかわかるフィルタ | オモニセオログ 5月 23rd, 2009 at 15:44:31

[...] Googleから来た人の検索キーワード、何番目に表示されてたのかが分かるフィルタ [...]

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